山田邦子 笑福亭笑瓶さんとの別れは「本当に悲しかった」 涙で「大阪から出てくる時も私のところ頼って」

[ 2023年4月21日 14:55 ]

山田邦子
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 お笑いタレントの山田邦子(62)が21日放送のテレビ朝日「徹子の部屋」(月~金曜後1・00)にゲスト出演。急性大動脈解離のため2月に他界したタレントの笑福亭笑瓶さん(享年66)との思い出を明かした。

 昨年11月に他界した俳優・渡辺徹さんとの思い出を明かした山田に、司会の黒柳徹子が笑瓶さんについて話を振ると、山田は「ちょっとお別れが多いですよね」と寂しそうに語った。

 黒柳が「笑瓶さん、お葬式では共に仲の良かった高嶋政伸さんからのお手紙を代理で読んで。棺桶にお入れになったっていう話なんですけど、でもあなたに笑瓶さんが亡くなった時には連絡がたくさん来たんですって。心配して」と語ると、山田は「そうなんです。鶴瓶さんがね、師匠ですから、あんまりお悔やみの時に邪魔しないようにしてようみたいな変な考えだったんですけど、本葬の時にワイドショーが流れましたら、あまりにも私がショックだったので、みんな、“大丈夫?大丈夫?”って言って、瀬川瑛子さんなんか花も送ってきてくださって」と回顧した。

 「でも本当に悲しかった。みんなお葬式に行ったら“まだ迎えに来ないでね、成仏してね”って思ってたんですけど、笑ちゃんが行くんだったら“待っててね”と思いました」と山田。いい人だったと言われると、「あの本当に大阪から出てくる時も私のところ頼って。で全部の番組一緒にやったんで。たくさんの思い出がありますよね」と涙しながら「事務所もおんなじになりましたから、班も同じでしたので、私が時々忙しくて、“もういいー、出ないー”なんて言うと、笑ちゃんがメークしてくれて寝てる私に。“機嫌なおせー、メークしたるでー”って言って。で“本番行こうやー”って言ってくれるような人でした」と振り返った。

 「政伸も、後から聞いたら、役者になっていく時に、“役がちょっと難しい”って言ったら、家まで来てくれて笑ちゃんが。家の前の車の中で全部読んで、“こういうふうにした方がいい”って言ったって言うんですよね。だから政伸も本当に“師匠”って呼んでましたね」とも語り、「3人でとても仲が良かったんでね。本当に笑ちゃんは。でもね、“ぽっくり逝きたい、ぽっくり逝きたい”って言ってたんですよずっと。その通りになりました」と話した。

 黒柳が「あなたもぽっくり逝きたいとは思ってるんだけど、“まだ呼ばないで”って言ってる」と語ると、山田は「一応私もうちょっとね、もうちょっと頑張ります。でも行ったらね、“待っててね、仲良くしてね”って思いました」と笑顔で話した。黒柳から親友の死は悲しいと振られると、「ちょっとね、年齢が。徹にしてもみな近くなってきたんでいよいよ自分たちの番がやってきたぞっていう感じがありましたけれども。きょうは大先輩の徹子さんが生き生きとしてらしたんで、まだまだ大丈夫だなと思いました」と笑ってみせた。

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