武田鉄矢 「金八先生」最終話で上戸彩のセリフが直前で変更…スタッフに「1回だけ怒った」

[ 2023年2月12日 22:46 ]

俳優の武田鉄矢
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 俳優の武田鉄矢(73)が12日放送のTBS系「日曜日の初耳学」(日曜後10・00)にVTR出演。女優の上戸彩(37)と共演した01年に放送のドラマ「3年B組金八先生」で印象に残っているシーンを振り返った。

 上戸が16歳だった01年に放送されたドラマ「金八先生」。性同一性障害に悩む生徒・鶴本直役を演じて大きな注目を集めた。ドラマで一番印象に残っていることに、武田は最終話の卒業式で上戸演じる鶴本が答辞を読むシーンを挙げた。

 「4分か5分ぐらいあったのかな。長ゼリフで台本2枚ぐらい。(カメラ)6台回しでいっぺんに撮る。すごい緊張なんですよ」と、緊張感が張り詰めた撮影現場だったという。

 しかもその長ゼリフが本番直前に「変えられてるんですよ。“本番前にこれ覚えろ”って言われて」と上戸に突然の変更を命じられた。これに武田は「1人の楽屋を用意しろ」とスタッフに指示。「3年B組の子供たちと一緒に同じところに固まっている。それは女優として彼女に失礼でしょうから。それで1回だけ(スタッフに)怒ったことがある」と振り返った。

 VTRを見た上戸は「答辞のシーンは私も一番思い出に残っている。さっき2ページって武田さんは仰ってたんですけど、最初3ページ。その後一回、卒業式が中断して後半2ページっていう全部5ページのセリフを覚えなきゃいけなかった」と明かした。

 そのセリフを覚える際には武田から「赤ペンでこうやってラインを引くと覚えやすいよ」とアドバイスをもらったという。ほかにも「何食べたい?直の食べたいもの何でも用意する」と気にかけてくれたことを感謝した。

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