野村忠宏氏 地獄の1年生時代…日直で3年生に“触れず”に起こす作法 足元付近から始まり…

[ 2023年2月12日 19:50 ]

野村忠宏氏
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 柔道五輪3連覇の柔道家・野村忠宏氏(48)が12日放送のフジテレビ「ジャンクSPORTS」(後7・00)に出演し、高校時代を振り返った。

 天理高柔道部で寮生活をしていた野村氏が過ごした1年生の日常について「絶対に起こせ!ただし絶対に触るな!」と紹介された。この意味について「1年生は寮生活の中で日直がある。週に1回くらいで回ってきて。日直は朝5時に起きて、トイレ掃除とかいろんな掃除をした後に、3年生を起こしに行く。その6時に起こす時の起こし方の作法が面倒くさい」と明かした。

 この「起こし方の作法」を浜田人形を使ってスタジオで再現。野村氏はドアを開ける際に「1年生野村入ります」と告げてから入室。そこから、足元付近で「浜田先輩、起床のお時間です」と小声で伝える。野村は「ここで起きる人は足を上げたり」と何かしらの反応があるとした。

 この足元付近での声掛けに反応がない場合は枕元に移動して、先ほど同じ言葉を3年生が起きるまで「ず~っとやる」。これでも起きない3年生に対しては「ボリュームを上げる」と絶対に体には触れてはならないとした。

 また「反応しないから何度もやる。そしたら“お前起きてるわ”って怒られる時もあれば、反応したくせに2度寝して寝坊して“お前しっかり起こしたんか”ってキレられるときもある」と理不尽なこともあったと明かした。

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2023年2月12日のニュース