中島裕翔 「自分でも見たことがない自分がいる」主演映画「#マンホール」で閉塞感に包まれ…

[ 2023年2月12日 13:57 ]

主演映画「#マンホール」の舞台あいさつに登場した「Hey! Say! JUMP」中島裕翔(右)、熊切和嘉監督
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 「Hey!Say!JUMP」中島裕翔(29)は12日、大阪市内で10日に全国公開となった主演映画「#マンホール」(熊切和嘉監督)の公開記念舞台あいさつに登場。日本最多の733席の劇場は満席。黄色い声援の中、「初めて観る方も、マンホールの中に一緒にいるような閉塞感に包まれて、一緒に苦しみながら見てほしいと思います」とアピールした。

 不動産会社の営業マン・川村俊介(中島)が結婚式前日にマンホールに転落。そこからの脱出劇が描かれた作品。公開3日目で「今まで自分でも見たことがない自分がいる。いろんな反応があってうれしいです」と中島も手応えを感じている様子。「ネタバレ厳禁。初めて見る人のリアクションも楽しめます」と語った。

 中島はずっとマンホールの中にいる設定で「ワンシチュエーションの一人芝居で不安ありました」。役作りについては「ハイスペックで人から良く見られたいと意識は、ボクらアイドルが活動する上で必要な要素も持ってる。共通点があったんで、割と普段仕事してる時の自分のまんまでいた」と自身と重ね合わせる部分が多かったそうだ。

 作品は「第73回ベルリン国際映画祭」に招待されている。「今から緊張してます。レッドカーペットを歩くのが初めて。堂々とこの作品とともに世界の方の反応に期待したいと思います」と決意表明。さらに「ドイツのマンホールがどんな感じなのか見て、マンホールというタイトルの映画が、万国共通で怖く感じるものなのか見てみたい」とベルリンの街にも興味津々だった。

 舞台上では、大阪の印象を聞かれ「冷やし飴が大好き。公演の時は楽屋の冷蔵庫に入れてもらっている」と明かし「CM?ぜひやりたいですね」と話すと関西のファンから大きな拍手。シリーズ化の質問を振られると苦笑いしながら「マンホールだけじゃなく、側溝とか…」と返答すると客席も大笑い。「良かった。関西の人に笑ってもらえた」とまた爆笑を巻き起こした。

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2023年2月12日のニュース