河野太郎デジタル相　迷惑行為のSNS拡散問題に「デジタル庁や文科省など教育分野でもやっていかないと」

　河野太郎デジタル担当相が12日、フジテレビ「日曜報道　THE　PRIME」（日曜前7・30）に出演。回転ずし大手「スシロー」などの飲食チェーン店で迷惑行為を撮影、SNSで拡散し、社会問題になっていることについて言及した。

　河野氏は「私の高校の頃はまだインターネットなんてありませんから、迷惑行為はその時その場にいた人は分かりますけれども、そうでない方には拡散はあまりなかったと思いますけど、今はそれをデジタルで、しかもSNSにアップすればずっと残り広がっていくことになりますので、ここは本当に気を付けなければいけないと思います」と言い、「迷惑動画と言ってますけれど、中には明らかに犯罪行為だよねっていうものもありますので、まずこれは犯罪だということをきちっと認識してもらわなければいけないということと、そもそもそれはやってはいけないことだし、それを面白半分に動画にして載せるということは、ずっとそれが人生に影響してくるよということは、教育の分野の中でもきっちりやっていかなければいけないと思っております」とした。

　そして「そこはデジタル庁や文科省をはじめいろいろな所と協力しながら進めていかなければいけないかなと思います」と言い、自身がSNSに上げた情報を削除する情報コントロール権については「若気の至りでっていうものについては、もちろん代償は払わないといけませんが、ただデジタルだとそれがコピーされて広がりますから、どこまでそれを追いかけることができるかっていうのは非常に難しいということはまず本人が理解しておかないといけないことだと思います」と自身の見解を述べた。