山本陽子、若手時代に1日映画3本撮影で驚きのギャラ 矢作兼が猛ツッコミ「やっす!」

[ 2023年2月4日 21:42 ]

山本陽子(2016年撮影)
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 女優の山本陽子(80)が、4日放送のBS日テレ「おぎやはぎの愛車遍歴」(土曜後9・00)にゲスト出演し、デビュー当時のギャラ事情を明かした。

 1963年に第7期日活ニューフェイスとして芸能界入り。当時21歳だった。「1年間は仕出しというんですか。喫茶店のお客さんとか通行人。そういうのをやっていた。1日3本くらいの映画に出てたんです。1本出るとだいたい380円です。だけど、3本やったら1000円ちょっとになります」。現代と物価が違うとはいえ、MCの「おぎやはぎ」矢作兼は「やっす!」とツッコミを入れた。

 当初はエキストラ的な仕事で演技力を磨いていた山本だったが、デビューから1年で出世作に巡り会う。「1年たって石原裕次郎さんの『赤いハンカチ』でデビューして、初めて台本ももらって、5000円ギャラをいただきました」。エキストラ時代から10倍以上の稼ぎを得て、スターへの第一歩を踏み出した。

 当時はテレビ放送が開始されてまだ10年ほど。大画面のスクリーンで見られる映画の方が、娯楽としての認知度や価値は高かったが、山本は時代を先取りするかのように、テレビドラマへ進出した。「皆さん、やっぱりスクリーンから小さなアナログのそういうところに出るというのはちょっと…という感じで」。テレビ進出へ尻込みする役者たちが多い中、山本は「私は逆に(抵抗を)感じなくて。それが逆に良くて、ギャラが上がっていった」と振り返っていた。

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2023年2月4日のニュース