MBS大吉アナ、初の単独ライブ決定　共演した芸能人や文化人の「猛獣ぶり伝えたい」

自身初の単独トークライブ「茶屋町ヒルズ大吉白書」に向けて意気込むMBS・大吉洋平アナウンサー
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　MBSの大吉洋平アナウンサー（37）が3月12日に自身初の単独トークライブ「茶屋町ヒルズ大吉白書」を大阪・梅田Lateralで開く。「憧れ、尊敬している」と語る、同系列CBCの元局アナで「ゴゴスマ」（月～金曜後1・55）MCの石井亮次（45）が名古屋で継続する単独トークライブに触発された。

　大阪府東大阪市出身で旧知の石井に連絡すると、「偉い。しゃべり手として」と激励を受けた。同時に「ただ、ごめん。1週間前にオレもやるねん」と名古屋で5日に開く単独トークライブの報告を逆に受けるオチまであったそうだ。

　大吉アナ自身、トークライブへのゲスト出演はあるが、単独は初めて。「僕がやることでハードルが下がればいい。“チケット、売れへんかった”となれば後に続く若い人がやりやすい。反対に局アナでもこれだけできる、となれば。どっちに転んでもいい」と持ち前のプラス思考で突破を図る。

　ライブでは過去に番組で共演した芸能人や文化人の「猛獣ぶりを伝えたい」。また、特技の英語を生かし、45の国と地域で取材した体験談を語る。

　中米でのある取材では、離島へ渡るための船が迷子になった。1時間の航路が2時間たっても着かない。同行スタッフが脱水症状になる暑さの中、海に体をつけて冷やそうとすると現地ガイドから切羽詰まった声で待ったがかかった。俗に「サメの巣」と呼ばれる海域。自身のiPhoneに備わるGPSで窮地を脱したそうだ。

　タイトルは大吉アナが兵庫県での高校時代、とりこになった青春ドラマ「ビバリーヒルズ高校白書」から取った。「英語を勉強したこと、高校でまず海外留学したこと。僕の人生の全てと言っていい番組。（MBSが所在する）茶屋町ベースの生き物としても名付けました」。思い入れの詰まったイベントになりそうだ。