錦鯉・渡辺「芸人っていうものを継続したくて組んだ」引退考えた長谷川を誘いコンビ結成

[ 2023年2月4日 15:27 ]

お笑いコンビ「錦鯉」の渡辺隆(右)と長谷川雅紀
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 お笑いコンビ「錦鯉」が、3日配信のABEMAのバラエティー番組「有田哲平の引退TV」に出演。芸人を辞めなかった理由について語った。

 この番組は、くりぃむしちゅー有田哲平とフワちゃんがMCとして初タッグを組み「極めて近い将来、芸能界を引退します」と宣言した有田が、一緒に引退したほうがいい芸能人に引退勧告をするという、異色のバラエティー番組。この日は、長谷川と札幌吉本からの同期で27年の付き合いになるタカアンドトシが「一番最高に幸せな時に辞めてほしい。幸せなまま引退してほしい。ピークを越えて落ちていく様を見たくない」と錦鯉の2人に引退を勧めた。

 錦鯉は2021年、長谷川が50歳の時にM-1グランプリで優勝し、一躍人気者となったが、それまでは相方・渡辺ともに売れない不遇の芸人人生を過ごしてきた。タカから「俺らだって1回、30歳までにお笑い諦めるかどうか決めようって思ってた。逆に何でここまで諦めなかった?」と尋ねられ、渡辺は「(売れてなくても)引退はまったく考えてなかったですね」ときっぱり。「前のコンビを解散して1年ぐらい何もしてない時で、コンビ組んだのが34歳。その時も人生、軽く捨ててたんです。どうなってもいいやって。ピンでライブに1人で出ても別にウケず。でも芸人は楽しい。最初は芸人っていうものを継続したくて組んだだけですから。もうどうなってもいいやって。この人生は捨てだって思ってました」と芸人を続けさえできれば良かったと振り返った。

 一方、長谷川は「俺は前のコンビを解散して、ちょうど40歳だから、辞めるいいきっかけかなって」と引退を考えていたものの「(渡辺)隆に誘われて、ああ、もうちょっとやってみようかなって」と芸人を続けた理由を語った。

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2023年2月4日のニュース