天才卓球少女・松島美空 夢の五輪金メダルへ第一歩 日本代表デビュー戦に密着

[ 2023年2月4日 10:00 ]

4日放送のTBS「バース・デイ」は卓球王国・中国の撃破へ松島美空の日本代表デビュー戦に密着する(C)TBS
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 卓球界で史上最年少9歳でプロチームと異例の契約をした松島美空(京都カグヤライズ)が4日放送のTBS「バース・デイ」(土曜後5・00)に出演。卓球王国・中国の撃破へ日本代表デビュー戦に密着した。

 日本卓球界に立ちはだかる巨大な壁「卓球王国・中国」。オリンピック金メダリストは9大会連続で中国人で、世界ランキングを見ても、上位には中国人選手がズラリと並んでいる。最強・中国の牙城を崩す希望を託されているのが史上最年少9歳でプロ契約した松島だ。

 松島は「オリンピック金メダルを目指すには中国選手に勝たないと目指せない。今頃に中国選手に勝ちたい」と語る。オリンピック金メダルを目指す松島の現在の最重要課題はメンタル面。思い通りのプレーができないといら立ちを隠せず、気持ちの切り替えができずに引きずってしまう。

 日本代表デビューとなる国際大会を2週間前の試合形式の練習でも不運なネットインで相手に得点を許すと、接戦落として逆転負け。さらに次のゲームも気持ちの切り替えができずに完敗。日頃から書いている卓球ノートには「次、次と切り替える、最後は気持ち」と記された。

 課題のメンタル面と向き合う覚悟を決めた松島。国際大会まで1週間となったところである変化が見られた。不運なネットインにも「どんまい、どんまい」「しょうがない。我慢、我慢。気にするな」と自身に言い聞かせていた。

 国際大会では中国を含む6カ国が集結し、出場選手は選考会を勝ち抜いた小学6年生以下42人。予選では上位2人までが決勝トーナメントに進出できる。最年少出場となった松島は課題のメンタル面を克服し、中国人選手から勝利することができるのか。果たして結果はいかに。

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