キャイ～ン天野　「天てれ」MC時代の苦い思い出「斗真も“天野さん、怒られてましたよね？”って」

「キャイ～ン」の天野ひろゆき
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　お笑いコンビ「キャイ～ン」の天野ひろゆき（52）が4日、NHK「土スタ」（土曜後1・50）にゲスト出演し、かつてMCを務めた同局教育テレビ（現Eテレ）「天才てれびくん」の思い出を語った。

　てれび戦士と呼ばれる子役の原石たちが、さまざまなことにチャレンジしていく教育番組。キャイ～ンは1998年4月まで約2年間、MCを担当した。当時のてれび戦士にはウエンツ瑛士、生田斗真、前田亜季ら、そうそうたるメンバーがそろっていた。

　ウエンツは、番組にメッセージを寄せ、天野の心温まるエピソードを披露した。子供たちが当時爆発的ブームだった携帯型のゲーム機を欲しがっていたところ、天野が子供たちを連れて買いに行ったというもの。ウエンツだけは付いて行かなかったが、天野はウエンツの分も買ってきてくれたという。ウエンツは「カッコ付けていた」と若気の至りを認めつつも、「みんなで行ったら（店に）迷惑だろうという大人の思考も働いた」とも告白。「あの時、斜に構えていただけです。めっちゃ欲しかったんです」と、天野へ画面越しに感謝を伝えた。VTRを見た天野は「さすがに1人だけやってなかったら悲しいじゃない？」と、ウエンツへの心配りを打ち明けた。

　天野によると、当時のウエンツは「本当にしっかりしてて」と、大人びた考え方を持っていたという。しかし、このエピソードには苦い結末が。「たぶん、斗真とかとみんなでわーっと行ったの。てれび戦士の格好（衣装）のまま行っちゃって。30～40くらいの自分たちの“先生”じゃないけど、俺がスタッフにド叱られてるのを（子供たちが）見ていた。“天野さん、ダメですよ！こんな格好で！”って」と振り返った。

　生田からも当時の思い出を話されることがあるそうで、天野は「斗真もこの話を覚えてる。“僕は買いに行った”って。“その後、天野さんめっちゃ怒られてましたよね？”って」と笑って明かしていた。