福山雅治 鮎川誠さんは「音楽の出発点」だった…訃報に衝撃も「ギターフレーズ、サウンドは生き続ける」

[ 2023年2月4日 17:03 ]

シンガーソングライターで俳優の福山雅治
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 シンガー・ソングライターで俳優の福山雅治(53)がパーソナリティーを務めるTOKYO FM「福山雅治 福のラジオ」(土曜後2・00)4日放送で、1月29日に膵臓(すいぞう)がんのため74歳で亡くなったロックバンド「シーナ&ロケッツ」のギタリストでミュージシャンの鮎川誠さんを追悼した。

 鮎川さんが作詞作曲し、自身もカバーしたサンハウス「ロックンロールの真最中」を流し、「九州のロックンロールの名曲」と紹介した福山。そしてリスナーから届いた鮎川さんを悼むメッセージを読み上げ、「僕もショックでした」と吐露した。

 福山にとって鮎川さんは「音楽の、エレキギターの出発点」だった。「その出発点の方が肉体としてはこの世に存在しなくなったということが本当にショックでした」と悲しみを明かしつつも、「だけど同時にこうも思いました。鮎川さんは亡くなっても弾かれていた何本かのレスポールはこの世に残り続けるし、恐らく誰かが弾いてくれることでしょう。ただ、鮎川さんと同じギターを弾いても同じ音にはならない。それはなくなってしまうけど、レコードに吹き込まれていたりCDとして残ってたり永遠の命として音楽、ミュージック、ロックンロールが残っています」と鮎川さんが残した音楽はそれぞれの心に生き続けると語った。

 「鮎川さんが発明されたギターフレーズ、発明されたサウンドは僕の中にも影響力として、命として生き続ける。これが音楽の力なんだなと改めて思いました」と音楽が持つ影響力を語った福山。鮎川さんの存在によって「音楽やロックンロールについて深く考えさせられた」といい、「脈々と音楽が受け継がれていくということでいえば、鮎川さんのロックンロールはまだまだ“真っ最中”といえるのではないでしょうか」。この日“ロック葬”が執り行われる鮎川さんへ向けて、「どうぞ今は安らかにお眠りください」とメッセージを送った。

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2023年2月4日のニュース