岩田剛典「自分の居場所を探してた」三代目JSBブレーク後も葛藤…自身に手応えを感じたきっかけとは

[ 2023年2月4日 16:49 ]

「EXILE」「三代目J SOUL BROTHERS」の岩田剛典
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 「EXILE」「三代目J SOUL BROTHERS」の岩田剛典(33)が3日放送の日本テレビ「アナザースカイ」(金曜後11・00)にゲスト出演。芸能界で、初めて個人として手応えをつかんだ経験について語った。

 VTRで岩田は2016年に2冊目の写真集「AZZURRO(アズーロ)」の撮影を行ったというイタリアのコモ湖を訪問。写真集では楽し気な表情を見せていたが、当時は複雑な思いを抱えていたという。

 「当時というのは何でもいいから何者かにならなければ、的な」と岩田。三代目J SOUL BROTHERSはイタリアを訪れる前年の2015年には「R.Y.U.S.E.I.」をリリースし、爆発的な人気となった。個性的なメンバーの中で葛藤を抱えていたとし、「どうしたってやっぱり競争社会でもあるんで人と比べてしまうし、同世代と比べてしまうし、メンバーと比べてしまうし。なんかどこかよりどころがないと、長く続けていくのはメンタル的にも難しい職業でもあると思っていて。僕みたいな立場の人間っていうのはあっという間に消えてしまうものだと思っていたので。そういう意味で言うと、凄く自信がなかったのかな」と振り返った。

 「当時は環境の中で、いかに自分を出していくかというか、それに必死だったかなと。自分の居場所を探してたっていうか。自分を求めてもらいたいっていう気持ちもありますし。正直言って、相談相手がいなかったんですよね。事務所の中で。同じようなスタンスで活動してる人がいなくて」とし、「そういう意味で言うと、どこかグループに帰ってきても、誰しもが戦ってると思うんですけど、フィールドが違うだけで、共通の話ができなかったりとか」と続けた。

 ある種の孤独を抱えながら飛んだイタリアでは、大勝負に。「本当に自分の好きな世界観で、作品撮りができるっていう。企画も含めてでしたので、自分の信頼しているカメラマンさんにお願いして、自分の信頼しているスタイリストんさんに衣装をお願いして」。私物も持ち込み、「アクセサリーとかも含めてね。割とセルフプロデュース感が強いという。そんな一冊だったんで。だから僕、本当にこの写真集好きなんです」と初めて手応えをつかんだとした。

 これについて、スタジオでMCの今田耕司が「自分でプロデュースしてちょっとやりたいことが。7年前に」と尋ねると、岩田は「そうですね。自分の好きなものとか、好きなこととか、好きな考え方とかを初めて世の中に発信できるっていう喜びでしたね」と回顧。再びVTRでは「トータルプロデュースみたいなのを一つ自分でやった経験っていうのは、絶対生きてますよね、今に」としみじみ。その後はコモ湖で得た自信を起爆剤として、がむしゃらに突っ走ってきたとした

 

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2023年2月4日のニュース