史上最年少9歳でプロ契約した天才卓球少女・松島美空　格上相手で人生で初めての試練

28日放送のTBS「バース・デイ」は史上最年少9歳でプロ契約した松島美空に密着した（C）TBS
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　卓球界で史上最年少9歳でプロチームと異例の契約をした松島美空（京都カグヤライズ）が28日放送のTBS「バース・デイ」（土曜後5・00）に出演。史上最年少プロとして注目を浴びる天才卓球少女が人生で初めての試練に向き合う姿に密着した。

　あの天才卓球少女・福原愛がプロ契約した10歳4カ月を大幅に更新する9歳でプロ契約を勝ち取った松島。「プロとしては負けられない」とプロの自覚を持ち、2歳から卓球を始めて7年間、順風満帆な道のりで歩んできた。

　しかし、プロとなって人生で初めての試練が訪れた。親子4世代に渡って卓球選手という超名門一家に生まれ、練習は両親が経営する卓球場で過酷な練習をこなしている。練習量は年上の選手たちにも負けないほどだが、昨年11月の大会で課題が浮き彫りになった。

　それは、格上相手に思い通りのプレーでできないと、苛立ちを隠せなかった。プロといえでも松島はまだ9歳。「挽回されたらもう負けるっていう気持ちになって、もう無理やみたいになる。心が折れちゃう。次のセットに切り替えられない」と気持ちの切り替えができず、次のプレーに引きずってしまうことを悩んだ。

　プロとなったことで、これから対戦する選手は格上ばかり。それでも、松島が越えなければならない壁。この日の練習相手はドイツのプロリーグで活躍した経験がある小澤吉大。公式戦同様、先に3ゲームを取ったほうが勝利となる練習試合に挑んだ。果たしてうまく気持ちを切り替えてプレーができたのか。結果はいかに。