王将戦第3局 羽生九段が50手目を封じる 消費時間は藤井王将3時間59分、羽生九段3時40分

[ 2023年1月28日 18:11 ]

<第72期王将戦 第3局 第1日>封じ手を立会人の島朗九段(右)に手渡す羽生九段と藤井王将
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 将棋の藤井聡太王将(20)=竜王、王位、叡王、棋聖含む5冠=に羽生善治九段(52)が挑戦する第72期ALSOK杯王将戦(スポーツニッポン新聞社、毎日新聞社主催)7番勝負第3局が行われている28日午後6時、先手の羽生九段が50手目を封じ、1日目が終了した。

 後手番の羽生が選んだ雁木に対し、対抗策として有力な早繰り銀で迎え撃つ藤井。29手目▲2六飛で羽生のペースを崩したが、44分の考慮で△4五歩と着手。力戦型からさらに激しくなり、お互いねじり合いの続く対局に。構想力が問われる展開となりそうだ。午後6時に封じ手時刻を迎え、2分後に羽生が「封じます」と宣言。1日目を指し掛けとした。

 消費時間は先手の藤井が3時間59分、後手の羽生が3時40分。持ち時間は各8時間。対局はあす29日、午前9時に再開される。

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