休養延長の中居正広 「金スマ」に声だけ出演 絶妙トークに代役・二宮和也「えっ?最低なんだけど」

[ 2022年12月2日 23:04 ]

中居正広
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 TBS「中居正広の金曜日のスマイルたちへ」(通常は金曜後8・57、この日は2時間SPのため後8・00)が2日に放送され、体調不良による休養期間を年内いっぱいまで延長すると放送前に発表したタレントの中居正広(50)が声のみの出演を果たした。

 この日は「嵐」の二宮和也(39)ら4人の俳優をゲストに迎えての2時間SP。中居の休養が決まる前の9月には決定していた企画で、中居のジャニーズ事務所退所後初めての再会となる二宮は「中居くんとしゃべれる」と収録を楽しみにしていた。

 だが、再会がかなわなかった上、事前収録され番組冒頭に登場した“中居の声”に乗せられ「金スマ」初出演でいきなり中居の衣装まで身に着けてMC役に回ることになった二宮。動揺しつつも代役をやり遂げ、1人で残ったスタジオで「本当はお兄さんと2人でしゃべるだけでも良かった。本当にうれしかった、『金スマ』に行けることになって。今回やっと。(なのに)本人はいない。こんなこと(MC)になってる。訳が分からない!」などと愚痴まじりに感想を口にしていたところでスタッフに中居からのメッセージがあると告げられ、再び“中居の声”が登場した。

 最初はオープニングと同じく収録音声と思い込んでいた二宮だったが、実際は電話がつながっており、生電話に。絶妙なトークの流れで二宮を驚かせながら登場した中居は「二宮さん。ご苦労様でした。中居です」と後輩に丁寧な言葉であいさつ。「申し訳なく思ってます。私の自己管理というか、私の甘さというか、申し訳ないなと思いながら」と謝罪する場面もあった。

 だが、二宮の「元気なんですか?」という問いかけに「元気よ」と答えると、「今ちょっと…あの…なんだ。『女性うなじ画像』っていうのずっと見てた」と予想のナナメ上をいくコメントを発して二宮を「えっ?最低なんだけど」「“いろんなうなじがあっていいな!”じゃないんだよ!」と苦笑いさせると、そこから一気に会話の主導権を握った。

 その後は徐々に「二宮」呼びに戻っていじりまくり。中居が考えた謎のギャグ「いきなり、かみなり、にのみやかずなり」と言えとお願いするシーンもあった。だが、中居自身も今回の企画を非常に楽しみにし、スタッフとともに時間をかけて内容を練ってきていたこともあり「残念で。悔しくもあったりして、うん」「やってみたかった」などと声のトーンを落として話す場面もあった。

 電話ではなく「また、しっかり話したい」と二宮との再会を熱望すると、二宮も同調。だが、この借りを返す場はなぜか「『金スマ』じゃないと思う」とし、「(また)出てもらったらさ、『金スマ』おいしいのよ。多分、いまサブ(副調整室)でスタッフずっこけてると思うけど、2回とかさすがに…っていう。なんなら(次回番組で会うのは)TBSじゃなさそうな気がするわ」と“中居節”で笑わせると、二宮も休養中とは思えない元気な“中居兄さん”に「電話で声を聞けたのは安心しました」と笑みを浮かべた。

 また、この日の収録は11月19日だったが、中居は12月9日公開の二宮主演映画「ラーゲリより愛を込めて」も「いろんなコネと圧力をかけて」すでに鑑賞したそうで「月並みですけど、大変あの…見応えのある、ホント素晴らしい映画でした」とほめちぎる瞬間も。だが、二宮が「オレ、これがやりたかったんですよ」と“こんなトークを2人でスタジオでしたかった”という本音を漏らすと、思わず「くくくく…」と笑いが出た中居。「だからワリィ(悪い)っつってんだろ」と突然の“ヤンキー”モードに入り、二宮の大笑いを誘った。そして「お前さ、一回でいいんだよ、謝るのって。冒頭で謝ってっから。オレが下から敬語っぽくしゃべってて、お前さ。いいんだよ、お前。ガチャガチャ言うな、お前」とすっかり元気を取り戻した様子。「なんでオレが怒られてんの?」という二宮に「ハハハハハ…」と笑いの止まらない元気な中居であった。

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2022年12月2日のニュース