武田修宏 “ドーハ同志”森保監督の奮闘に敬意「人生のあの場所が、メンバーが誇り。パワーもらった」

[ 2022年12月2日 16:39 ]

武田修宏
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 サッカー元日本代表でタレントの武田修宏(55)が2日、日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」(月~金曜後1・55)に生出演し、FIFAワールドカップ(W杯)カタール大会で日本を決勝トーナメントに導いた森保一監督(54)を称賛した。

 1日に行われた1次リーグE組最終戦で、日本はスペインを2―1で破り、グループを1位通過。クロアチアとの決勝トーナメント1回戦へ駒を進めた。前半の早い時間に先制を許しながら、後半に堂安律、田中碧の連続ゴールで逆転。その後も攻守に粘り強く戦い、逃げ切った。武田は「森保監督の好きな言葉は、一つ一つ積み重ねるということ。継続は力なりという言葉が好きなんです、森保監督。そういったことだと思う」と話し、監督のモットーを表現するような勝利を祝福した。

 93年のW杯アジア最終予選、ロスタイムにイラクに追いつかれてW杯初出場が夢と散ったドーハの悲劇で、武田は森保とともに失望のピッチに立っていた。「93年にJリーグが開幕した年に、ドーハの悲劇をあのピッチで森保監督とラモスさんと一緒に味わった、あの時の歓声だったり、あの時の中東の雰囲気ってまだ経験したことがない(ものだった)」と、未知の空気の中で起きた悲劇を振り返った。

 29年の時が巡り、ドーハの同志が新たに強い日本を率いている姿に感動しているという。「そこで戦った仲間が指導者として、歴史を新たにチームを作ってくれた。僕は人生のあの場所が、メンバーが誇りですし、今回彼からパワーをもらいました」と話し、「仲間って大事だな」としみじみ語っていた。

 スペイン戦の後には、森保監督からメッセージをもらったという。「スペイン戦を応援、共闘ありがとうございます。選手たちが勝利を目指して、チーム一丸となって粘り強く勇気をもらって戦い抜いてくれました。ベスト16のクロアチア戦に向けてもいい準備をして、全力で戦い抜きます」といった内容だった。武田が日本での盛り上がりぶりを伝えると、森保監督は「サッカーで社会貢献がしたいと思って活動していますので、国民の皆さんも喜べる結果が出せて幸せです」と返してきたといい、「彼らしい、素晴らしいメッセージだと思います」と感激していた。

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