日向坂46影山優佳 ライブ欠席に至る胸中激白「『もうだめだなぁ』と思ったのは、実は1年以上前」

[ 2022年12月2日 19:38 ]

日向坂46の影山優佳
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 日向坂46の影山優佳(21)が17、18日に開催される「ひなくり2022」を欠席することを2日、グループの公式ブログで発表し、胸の内をつづった。

 影山は幼いころから耳の感覚が鋭く、大きい音に苦手意識があり、1年ほど前からライブで苦しさを感じることやその程度が大きくなっていたという。今まで曲数を制限したり、イヤモニの音量を調節するなど、何とかステージに立ち続けたものの、精神的に限界を迎えた。医師に相談したところ、ひなくりの出演を断念せざるを得なくなった。

 ブログには自身の思いも記した。「『もうだめだなぁ』と思ったのは、実は1年以上前です」と明かし、「ライブが好きだし日向坂が好きなので、メンバーやスタッフさんにバレないように歯を食いしばって食いしばって耐えてきて、でもだんだん隠せず心配をかけるようになってしまったのですが、その頃にちょうど同期や年上の後輩に甘えられるようになって、みんなに支えてもらってごまかしごまかしやってまいりました」と振り返った。

 18年に学業のため一時休止を発表したが、その際に「大好きだった勉強を自身の体調に奪われてしまったことがあります」と明かし「自分を形造っていたもの、自分を自分でいさせてくれるものを失った時ほど、怖いものはありませんでした」とつづった。

 その経験から「そんな過去の自分に微笑みかけるためにも、たくさんの人に微笑みの種を配るためにも、日向坂内外の活動で頑張ってグループの幅を広げていく自分をお見せしたいと意気込んでやってきました」と必死に活動を続けてきた。

 だが「そして、また私の大好きなものが奪われることになりました。女優さんに憧れてこの世界に入ってから、アイドルの素晴らしさも大変さも知りました。ライブという場所で応援してくださる皆さんに笑顔を届けて、笑顔を返してくださることでこんなにも私の心も晴れやかになるんだなと。自分に自信がない私でも、毎回のライブ時点で私が出せる最大最高のパフォーマンスを披露したということは自信を持って言えるって本当にすごいことだなあと。…でもこんなにも素敵で最高なこの場所に立つことすらできないのかと、正直しばらくは自分自身をコントロールできませんでした」とつらい日々を吐露。

 「今は、頑張ってきたことを受け止めてくださるみなさんがいて、自分は自分らしくあっていいんだと伝えてくださるみなさんがいて、運命的なタイミングでワールドカップやクイズ番組などの活動で充実した日々を過ごさせていただくことで私を保って生きられています」と、現在行われているFIFAワールドカップを放送しているABEMAのスタジオゲストとして出演しており「本当にありがとうございます」と感謝した。

 自身の思いが止まらず「全然少しだけにはなりませんでしたね笑」とお茶目な文章も添えつつ「ライブ以外の活動はこれまで通り全力で取り組ませていただきたいと思っております」と、ライブ活動のみ制限があるとした。

 「ひなくり以降のライブ活動への参加についてはまだ未定でございますが、今はただただ自分を信じて・こんな自分を嫌いにならないで見捨てないで愛してあげることしかできません」とし「私が私らしく頑張れる場所を自ら作り、たくさんの人に心を届けて、それが結果的に日向坂の素敵さを広められているような、そんな実りある活動ができるようより一層精進していきたいと思います」と前を向いた。

 「ひなくり、とっても素敵なライブになると思います」とし「よければ会場に、少しでも興味がありましたら配信(配信あるのかな?)等々でぜひご覧くださいませ。日向坂、ほんとすごいんで!引き続きグループの応援をよろしくお願いいたします」と呼び掛けた。

 そして「私、今とっても幸せです!この幸せをみんなと共有したいしもっともっと大きくしていきたいです!今回お伝えした出来事もあって、ワールドカップ期間をサッカー界を盛り上げること・日向坂を広めることに絶大な使命感を持って取り組んできました。だから、とっても、本当に、嬉しかったです。救われました。史上初のベスト8、これが叶う日まではもう泣きません!笑」と、最後は明るく締めくくった。

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2022年12月2日のニュース