マイケルダンサー・MDP Masakiさん死去 39歳 ダム湖で溺れかけた教え子助け、力尽く

[ 2022年6月24日 16:00 ]

マイケルダンスパフォーマーマサキインスタグラム(@mdp.masaki_staff)から

 マイケル・ジャクソンのダンスパフォーマーとして活躍したダンサー、MDP Masaki(本名・河内正樹)さんが19日、39歳で死去した。24日までに公式Facebookで発表された。

 公式Facebookでは「MDP Masakiは2022.6.19 マイケルの元へ旅立ちました。生前の皆様のたくさんの応援に心より感謝申し上げます。ご一緒に過ごした時間は永遠です」とし、Masakiさんが一番好きだったというマイケル・ジャクソンの言葉を記載。「『愛されていると知りながら、この世に生まれ、愛されていると知りながら、この世を去るならば、その間のことは全て乗り越えられるのです』 穏やかな笑顔での旅立ちだったことを報告いたします」と記載された。23日には故郷・宮崎で葬儀が執り行われた。Masakiさんはステージ衣装に身を包んで棺に納められ、マイケルの曲に見送られたという。

 Masakiさんは、マイケルのメッセージやエンターテインメントを後世に引き継ごうとパフォーマンスショーを各地で展開。マイケルの姉、ラトーヤ・ジャクソンから「世界で2番目のマイケルダンサー(1番は本人)」と賞されるなど認められた存在だった。

 音楽評論家の湯川れい子さんは19日にツイッターで「ショックな訃報が飛び込んで来ました。マイケル・ジャクソンの意志と魂を受け継いで踊って行くと言って、素晴らしいキレのあるダンスと優しさで魅せてくれたMASKIさんが、暑かった一昨日の日曜日、遊びに行ったダム湖で、溺れかけた12歳の教え子を助けようとして他界。正義感の強い人でした。合掌」と追悼した。

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