東山紀之「リアリティー」求め流血アクション!Amazonオリジナルドラマ、スパイ役で主演

[ 2022年6月24日 05:25 ]

ドラマ「GAME OF SPY」プレミア潜入生配信イベントに登壇した(左から)松平健、小澤征悦、東山紀之、ローレン・サイ、渡部篤郎(撮影・藤山 由理) 
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 少年隊の東山紀之(55)が23日、都内で、主演するAmazonオリジナルドラマ「GAME OF SPY」のイベントに出席した。

 世界中の犯罪者から標的にされた日本を守るために、極秘スパイ機関の諜報(ちょうほう)員が人知れず活躍するアクション。ドラマでは史上初めてスカイツリーの塔外での撮影を実施するなど、壮大なスケールで描かれる。

 東山は今作で配信ドラマ初主演。24日からAmazonプライム・ビデオで国内向けに配信が開始されるのを前に「こういう作品を日本発でできる幸せを感じている。あとは皆さんに思いを届けるだけ」と心境を語った。

 東山は戦闘能力が高く、軍隊格闘「カリ・シラット」と殺陣を融合させた独自の格闘スタイルのスパイ役で、激しいアクションを続々と披露。何度も血だらけで登場し、これまでの東山とは一味違う姿も見せている。

 今作は東山の「地上波ではできないような激しいアクションをやりたい」というアイデアから誕生。「アクションにはできる年齢がある。それを打ち破ってみたい思いもあった」と明かした。そのため、こだわりも強く「エンタメとしてのアクションの中にリアリティーも欲しかったので、皆さんに意見を聞いてもらいながら作り上げました」と振り返った。

 困難もあった。クランクインの数カ月前から週に2、3回のアクション練習を実施。さらに体力づくりのために練習後に家まで走って帰るなど、入念な準備を行った。撮影開始を1週間後に控えた練習中に足を骨折し、全治6週間の診断。その逆境を乗り越え、まさに“体当たり”で作品に臨んだ。それだけに「ようやく完成しまして、皆さまの元に届けられることに喜びを感じています」と感慨に浸った。

 8月1日からは全世界に向け配信予定。アクションには手裏剣や吹き矢など忍者道具を多くするなど日本文化も詰め込まれている。「日本文化の素晴らしさとスタッフの優秀さを、皆さんに感じてもらいたい」とアピールした。

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2022年6月24日のニュース