11年ぶりアルバム発売の山下達郎 配信全盛期の音楽シーンで「ぎりぎり粘ってる。シーラカンス状態」

[ 2022年6月24日 17:56 ]

シンガー・ソングライター山下達郎
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 シンガー・ソングライターの山下達郎(69)が24日、TOKYO FM「JUMP UP MELODIES」(金曜後1・00)にゲスト出演。11年ぶりのアルバム「SOFTLY」について語った。

 アルバムが11年ぶりの発売になったことに「ライブ主導でここ十数年やってたので、レコードよりライブ」とライブ主体で活動していたとした。

 そして「結局、今ほとんど配信じゃないですか。パッケージでアルバム出すって2020年にはないと思ってたんですよ」と語り、11年前の2011年にアルバムを出したが「次はパッケージないな」と思っていたことからライブ主体に移行していたとした。

 「僕らの世代は音楽活動といえば、あくまでアルバムなんですよ。アルバムを作ってそのためにお披露目のためにツアーして、ツアーで新曲を披露してアルバムにつなげると。レコーディング、アルバムが主でライブが従だったんですよ。ここ13、14年はライブが主でレコードが従でずっとやってた」と振り返った。

 もし今後、音楽が配信のみになったらと問われると「なくなったら、なくなくやります。アナログプレーヤーがなくなったからしょうがないからCDになった。完全にネットでのサブスクで聞くしかない時代になったらそれはしょうがない。ぎりぎり粘ってる。シーラカンス状態」と笑いながら語った。

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2022年6月24日のニュース