吉柳咲良 有終のピーター・パン「誰よりも全力で楽しんで演じたい」、今年の公演で卒業

[ 2022年6月24日 05:25 ]

制作発表会見でポーズを決めるピーター・パン役の吉柳咲良とフック船長役の小西遼生
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 女優の吉柳咲良(18)が23日、都内で主演ミュージカル「ピーター・パン」(スポーツニッポン新聞社主催)の製作発表会見に出席した。10代目を務める吉柳は、今年の公演で卒業を発表。「最後という感覚はないけど、集大成の気持ち。誰よりも全力で楽しんでアホなピーター・パンを演じたい」と笑顔で意気込んだ。

 今年で42年目の公演を迎え、初代の榊原郁恵(63)や笹本玲奈(37)高畑充希(30)らが代々演じてきた名作。吉柳は13~18歳の青春時代をささげ「毎年夏にみんなが海や夏祭りに行っている間、私はずっと空を飛んでいた。たまに憎らしくなる時もあった」と吐露。それでも「私にしかできない青春です」と晴れやかに語った。

 昨年から演出を手掛ける森新太郎氏からは、「今年は初代の榊原郁恵さんを超えてほしい」と期待を寄せられている。5年分の経験をラストフライングにぶつける吉柳。「見に来てくれた皆さんにとっての夏の思い出になれるよう、頑張っていきたい」と力を込めた。

 7月23日から8月2日まで東京国際フォーラムホールCで上演。

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