上原浩治氏 加藤豪将のメジャー初安打にあっぱれ「マイナーの生活…本当に大変な思いしてたと」

[ 2022年5月1日 12:25 ]

上原浩治氏
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 元巨人エースで、メジャーでも活躍した上原浩治氏(47)が1日、コメンテーターを務めるTBS系「サンデーモーニング」(日曜前8・00)に米国からリモート出演。ブルージェイズの加藤豪将内野手(27)が4月27日(日本時間28日)のレッドソックス戦で待望のメジャー初安打を放ったことについてコメントした。

 加藤は「8番・二塁」で先発し、4回2死から中堅左へ二塁打。13年にヤンキースにドラフト2巡目で指名されてから苦節10年目、塁上で手を叩いて喜びを表現した。両親は日本人で、米国生まれ。その後、神奈川県で育ち、5歳の時に家族で再びカリフォルニア州に移住した。6歳だった01年、サンディエゴでのパドレス―マリナーズ戦を観戦。当時、英語が話せず、学校になじめなかった少年は、異国の文化に飛び込み、1年目からメジャーを席巻するイチローの姿に心を奪われた。憧れの選手をまねて左打ちに。期待されたヤ軍ではメジャーの舞台にたどり着くことはできず、気持ちが折れそうになったが「ずっと夢にして、頑張ってきた」と諦めず、ブ軍に移籍した今季その夢をつかんだ。

 司会の関口宏の「こういう人、いるんですねえ?」に「いやあ、いましたねえ。いろんな球団に行ったりして本当に大変な思いしてたと思うんですけども、1本出て僕もすごいうれしかったです。あっぱれあげて下さい」と言い、「米国の生活には慣れてるとは思うんですけども、マイナーの生活というところでね、本当に大変な思いしてたと思うんで、この1本というのが彼自身は本当うれしかったと思います」と話した。

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2022年5月1日のニュース