山口真由氏 「リアリズムも子どもに教えるべき、戦争が始まったら止められない」 ウクライナ情勢で持論

[ 2022年5月1日 19:52 ]

読売テレビ社屋
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 元財務省官僚で信州大の山口真由特任准教授が、1日放送の読売テレビ「そこまで言って委員会NP」(後1・30)に出演。ウクライナ情勢について、持論を語った。

 番組は5月5日の「こどもの日」を前に、子どもたちに「どう伝えるか?」をテーマに時事問題を語った。

 「ウクライナ情勢を子どもたちにどう伝えるか?」という問いかけに山口氏は「スーパーパワー同士の狭間で生きる国の悲哀」と答えた。

 山口氏は「ある種のリアリズムも子どもに教えるべきではないのかな」と語り「ロシア人の友達もいっぱいいますけど、そうはいっても国と国の戦争が始まったら止められないわけで」と現状を受け止めた。

 そして「冷戦後の世界は核を持ったスーパーパワー同士は決してぶつからないというルールができたわけだから、私たち日本はミドル以下のパワーで核はない」と断言。

 「自分たちの国を守るには、スーパーパワーにくっつくか、超絶バランス感を取って、あっち行ったり、こっち行ったりしかないんです」とした。

 だからこそ「それをきちんと選ばなければいけないよって教えてあげないといけない」と子どもたちへ訴えた。

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2022年5月1日のニュース