長嶋一茂「日曜日来るの、野手はイヤかも」 完全試合での野手心理を説明「たまに飛んでくるから余計困る」

[ 2022年5月1日 20:35 ]

長嶋一茂
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 元プロ野球選手でタレントの長嶋一茂(56)が1日放送のテレビ朝日系「ビートたけしのTVタックル」(日曜正午)に出演。ロッテ・佐々木朗希投手(20)が達成した28年ぶりプロ野球史上16人目の完全試合を巡り、ロッテ野手陣の心理を推測した。

 一茂は1994年5月18日、巨人時代の槙原寛己氏がプロ野球史上15人目の完全試合を達成した広島戦に「8番・三塁」で出場していた。野球通で知られるタレント・稲村亜美から「佐々木投手って三振多いじゃないですか?で、いきなり球が飛んでくる。野手の方ってどうなんですか?」と“完全”が続いている試合での野手陣の心境を聞かれると「すげえ緊張してると思う」と本音を吐露。続けて「日曜日来るの、野手はイヤかもわかんない。とんでもないプレッシャーの中、佐々木が投げる」と佐々木朗が2週に渡って“17回完全”を続けていた中でのロッテ選手の心理を推測した。そして今回と槙原氏の完全試合を重ねて「もうあれ、2試合目あんなになったら無理だよ。2試合目、俺出てないけどね、多分」と自虐を交えたジョークでスタジオの笑いを誘った。

 佐々木朗は完全試合を達成した4月10日のオリックス戦で打者27人に対して13者連続を含む19三振を奪い、残りのアウトの内訳は内野ゴロ5、内野フライ1、外野フライ2だった。8回完全だった同17日の日本ハム戦では14奪三振、内野ゴロ4、内野フライ1、外野フライ5。一茂は「野手は大変ですよ。三振が多いので、たまに飛んでくるから余計嫌なんですよ。打たせて捕る、打たせて捕るみたいな流れがあるんだったらリズムもできる。たまに飛んでくるから余計困るんです」とバックで守る野手の心理を説明。野球解説者の岡島秀樹氏も「飛んでくるなと思いますよ」とうなずいていた。

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2022年5月1日のニュース