船舶免許持つヒロミ 知床遊覧船事故に「風が出るなら止めるべき」 設備も「なぜ整っていないのに…」

[ 2022年5月1日 10:57 ]

タレントのヒロミ
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 タレントのヒロミ(57)が1日、フジテレビ「ワイドナショー」(日曜前10・00)に出演。北海道・知床半島沖で起きた観光船の遭難事故で、4月27日に運航会社社長が行った記者会見について私見を語った。

 子供2人を含む乗客乗員26人が乗った観光船「KAZU 1(カズワン)」が24日、消息を絶ち、これまでに14人が死亡、12人が行方不明になっている。斜里町で会見した知床遊覧船の桂田精一社長は、3度の土下座などで謝罪した。

 船舶免許を持つヒロミは「船長判断って言ってましたけど、海は天候が本当に変わってしまうので、風が出ると波が立つので、すごく操船が難しいっていうのと、場所も含めて相当経験がないと難しい所だと思う。風が出るっていうのも分かっていて、荒れるっていうのも分かっていて、それで出た」と見解。そのうえで「船ってブレーキもないし、操船が難しいんですよ、波に対しての当て方が。横から当たるとやっぱり影響受けるし。エンジンが故障したというニュースも流れていたので、もしエンジンが止まったりすると、木の葉のようにただ波に流される一方なので、動いていないと対応ができない。それも、なるべく早く動かない限り、ゆっくりだと影響を受ける。波が立つと余計(難しい)」とし、「だから、波が立って風が出るってなったら止めるべき」と主張した。

 運航会社については「いろいろなことがありすぎて、会社としてやらなきゃいけないこと、無線だとか連絡方法も含めて、なぜ整っていないのにオープンしたのか」と疑問を投げかけた。

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2022年5月1日のニュース