松本人志 知床遊覧船社長の会見実施を疑問視「何を解決したくてこれをやっているのか」

[ 2022年5月1日 12:02 ]

ダウンタウンの松本人志
Photo By スポニチ

 「ダウンタウン」の松本人志(58)が1日、フジテレビ「ワイドナショー」(日曜前10・00)に出演。北海道・知床半島沖で起きた乗客乗員26人が乗った観光船の遭難事故で、4月27日に開かれた運航会社社長の会見について、私見を述べた

 子供2人を含む乗客乗員26人が乗った観光船「KAZU 1(カズワン)」が4月24日、消息を絶ち、これまでに14人が死亡、12人が行方不明になっている。斜里町で会見した知床遊覧船の桂田精一社長は、3度の土下座などで謝罪した。

 「実はこの会見をそんなに見てないんです」と明かしつつ、「断片的には見ました」と話した松本。そのうえで「これ、やったほうがいいんですかね? 絶対にうまくいかない会見というか、みんなが何を解決したくてこれをやっているのか」と、2時間半にも及んだ会見に疑問を投げかけた。

 「(原因や当日の状況などは)聞きたいんですけど、結局はみんなからダメだ、ダメだ、また会見がダメだって言われ、これはなんかそこまで長時間にわたってやって、こんなこと何度も繰り返してきて」とあきれ顔。「10年前の関越道のバス事故の時もほぼ一緒ですよね、原因。利益ばっかり追及して、人の命を軽んじて…」と私見を述べ、「何度もこういうことをくり返していて、この人もそんな会見を見ているはずなんですよね。何も学んでいないというか、自分のことと思っていないというか」と不快感を示した。

 さらに「同じような仕事の方たちを、組合を作って、単独行動できないようにしないと」としたうえで「同業者の方々は大変ですよ。ゴールデンウィークでやっとというところで、(キャンセルも出ている)でしょうし、風評被害もこの先どうなんだろうかって思うし」とおもんぱかった。

続きを表示

2022年5月1日のニュース