乃木坂新センターの5期生・中西アルノが活動自粛へ「内部情報を漏洩した事実はありません」

[ 2022年3月3日 23:03 ]

2月1日に加入し、同月23日に千葉・幕張メッセイベントホールでお見立て会で元気いっぱいにポーズを取る乃木坂46の5期生。前列左から菅原咲月、一ノ瀬美空、五百城茉央、(後列左から)井上和、小川彩、奥田いろは、中西アルノ
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 乃木坂46の5期生で3月23日発売のシングル「Actually…」のセンターを務める中西アルノ(18)が活動自粛をすることを3日、グループの公式サイトで発表した。

 公式サイトでは「中西アルノに関しまして、SNS上にて様々な憶測や、投稿が飛び交っている状況をうけ、本人に事実確認を行ったところ、一部の発言に関して本人のものであることが確認できました。ただし、青少年の健全な育成に反するような行為や、それを連想させるSNSでの発言は本人によるものではございませんでした」とした。運営側は一部ファンによる誹謗中傷、未成年を保護する観点から活動自粛に至ったとした。今後、法的措置も検討しているとした。

 また「当社では、加入以前の行動に関しては法律に反すること以外は不問としておりますが、今回の件に関しては、本人の保護と育成の為、一定期間本人の活動を自粛することにいたしました」と活動を自粛することを報告した。

 「一部SNS上での投稿は、画像を使用してあたかも本人であるかのように捏造し、事実と異なる発言をしているものも存在しております。そういった行為に対しては、断固として抗議し。法的措置を含む対抗策を取ってまいります」としている。

 公式サイトに中西は「今一度、自分の言葉で私のことと今の想いについて知っていただく必要があると感じ、お話ししたいと思います」とし「私は中高一貫の女子校に通っていました。高校1年生から徐々に心と身体のバランスが崩れてしまい学校に通えなくなり、高校2年生の夏に定時制の高校に転校しました。その頃に始めたSNSでは、日々の生活の鬱憤を吐き出すことで心身のバランスを保とうとしていました。今顧みると、ひどい投稿が多く、本当に悔恨に苛まれます。私の過去の投稿を知ることで多くの方が不快に思われたと思います。本当に申し訳ありません」と謝罪した。

 また「被写体モデルは、最初は個人のSNSを通じてカメラマンさんを募集していました。ですが、個人間でのやり取りに怖さを覚えたり、募集用のアカウントが急に使用できなくなるなど、この方法に危険を感じ、撮影会に所属して撮影に参加するようになりました。撮影会ではレンズ越しに自己を表現することを知り、今の自分にとって糧となった活動であったと思っています。ですが、当時使用していた募集用のSNSアカウントで、私が投稿しているように見えるわいせつな画像や、そういった発言は断じて私自身のものではありませんし、自分の合否ないし内部情報を漏洩した事実はありません」とした。

 さらに「転校先の高校では今まで知り合うことのなかった人達と出会うことで、私の価値観と視野を大きく広げることができました。多様性を認めることは、すなわち不完全な自分・完璧でない自分を容認すること。全て私であると認めて、上手く自分自身と付き合うようになっていきました」と記した。

 そして「今ある多くの私への批判は、それだけたくさんの方の、乃木坂46に対する愛故の言葉だと思っています。乃木坂46を応援していただいている皆さんに、そういった思いをさせてしまっていることが本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。でもいつか、皆さんに認めていただけるような存在に慣れるように精一杯努力いたします。この度は本当に申し訳ありませんでした」とコメントを寄せた。

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2022年3月3日のニュース