柳沢秀夫氏　北京冬季パラ開幕前日にロシア、ベラルーシ除外「ここに来て世界の声が響き、届いた」

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　元NHK解説委員でジャーナリストの柳沢秀夫氏が3日、フジテレビ系「Live　News　イット！」（月～金曜後3・45）にリモート出演。国際パラリンピック委員会（IPC）は同日にロシアとベラルーシの選手団に対して北京冬季パラリンピックへの参加を認めない決定を下したと発表したこちについてコメントした。

　IPCは「中立」の立場で出場を容認した2日の決定を覆した。

　このニュースに柳沢氏は「私も今、手元にある端末に速報が入ってきたんですが、そもそも中立的な立場で参加を認めると言った今回のIPCの決定に対しては、IOCも批判的だったんですよね」とし、「今回、IPCがなぜこういう対応を一時とったかと言えば、パラリンピックの開催国が中国である。中国とロシアの緊密な関係ということを考えると、IPCがいわゆる忖度をした上でIPCとしては何とかパラリンピックを成功したという形をつくりたいっていう思いだったのかなと憶測していたんですけど、ここに来て世界の声が響き、届いたんじゃないかなと思います」と自身の見解を述べた。