川崎鷹也が歌う 受け継がれる家族の絆と「手書きレシピ」

[ 2022年3月3日 05:30 ]

シンガーソングライターの川崎鷹也
Photo By 提供写真

 パナソニックが料理で親子の絆を深めるWEBムービー「手書きのレシピ」をこのほど公開。シンガーソングライター・川崎鷹也の「愛の灯」をとともに「手書きのレシピ」を通して、大切な家族の歴史と絆が描かれている。

 結婚を間近に控えた娘は、妻に先立たれ一人暮らしになる、料理などしてこなかった父にロールキャベツの作り方を教える。家を出る日、レシピが書かれたノートを父に手渡した娘。ノートの文字は懐かしい妻のもの。めくっているうちに小さかった娘と妻が料理をする姿を思い出し、笑顔の妻が語りかける。「わたし、こんなふうに子供と一緒に料理するの夢だった あなたはどう?」。キッチンに立つ父はノートを見ながらロールキャベツをつくり始める。ノートに書かれた「2」と「40」の数字。「あいつらしいね」とつぶやきながら、IHのクッキングヒーターのボタンを押した。

 父親への感謝とともに、娘が巣立ってゆく寂しさを表現した詩に、アコースティックギターによる切ないメロディ。料理を通して家族の歴史と絆がよりかけがえのないものとして描かれる動画はとても印象深い。

 楽曲を提供した川崎は「両親や、家族との時間というのは当たり前のようで、でも当たり前ではなくて。そしてその大切さに本当の意味で気がつけるのは少し大人になってから。嫌なことがあったり、家族と喧嘩をしたり、理由もなく八つ当たりをしてしまったり、もう嫌だって思ったり、でも、それでも食卓はやっぱり温かくて。この曲や、このムービーを通して本当の幸せや温もり、そして無償の愛を改めて感じていただけたら嬉しいです。僕自身は料理ができる人間ではありませんが、両親、そして奥さんが作ってくれる料理に心込めて感謝したいと、強く思います。あなたの食卓にも愛が溢れますように」と、曲に込めた思いをコメントしている。

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2022年3月3日のニュース