バレリーナ芸人・松浦景子が展覧会初日「頭皮が大変なことに」 デジコレ作品の制作に体当たり

[ 2022年3月3日 14:11 ]

オリジナルバレエブランド「Kekke」のクッションと「松浦景子のバレエ大好き展」初日に臨んだ松浦景子
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 吉本新喜劇のバレリーナ芸人・松浦景子(27)が3日、大阪市中央区のLAUGH&PEACE ART GALLERY OSAKAで「松浦景子のバレエ大好き展」をスタートさせた。7日まで。

 自身が立ち上げたオリジナルバレエブランド「Kekke」の発売に合わせ、バレエを知らないファンでも楽しめる展示会を企画した。「すごく今、緊張してます」。初日の会見で冒頭、そう告白した松浦は「ずっとコロナ禍で単独ライブ、イベントが中止だった。今回ファンと会えるのは初めてで、震えています」と興奮を物語った。

 展示品には「バレエをやってる人では、絶対にやらないだろうなということをやっている」とアピールした。デジタルコラージュ作品ではトゥシューズを焼き芋に見立てて口に入れようとする。白菜を頭につけ、宙にも舞わせてその中を踊った。

 「頭皮が大変なことになりました」。白菜を頭皮に固定するため、ピンとテープを使ったためだ。「白菜はその後、鍋にして食べました」。新喜劇らしく、体を張った作品群に手応えを見せた。

 兵庫県伊丹市出身で幼少からバレエ教室に通い、宝塚歌劇団にあこがれた。各組に同じ教室の出身者が10人はいるそうで、将来的なコラボも夢にある。「バレエをやってる人の中では考え方がゆがんでいる」と苦笑いしつつ、「バレエを客観的に見て、何かと組み合わせたいと思ってきた」と構想を語る。

 新喜劇座員では初のファンクラブ「チームけっけ」を立ち上げ、新境地に挑んできた。次なる野望について「関西コレクション、東京コレクションにバレエバージョンを作りたい。個人的には賞レースで結果を出したい」と意欲を明かした。

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