ゆめっち　吹奏楽の名門…“部活漬け”高校時代のストレス解消法　「ヒリヒリする感覚味わいたい」

お笑いトリオ「3時のヒロイン」のゆめっち
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　お笑いトリオ「3時のヒロイン」のゆめっち（27）が、2日放送の日本テレビ系「今夜くらべてみました」（水曜後9・00）にゲスト出演し、超多忙だった高校時代について語った。

　熊本県の玉名女子高出身。全日本マーチングコンテストで17回の金賞を受賞する吹奏楽の名門で、ゆめっちは同部の特待生だったという。担当楽器はトロンボーンで、「1つ上の姉がいて、吹奏楽部をやめちゃって、その穴埋めに入ったんですよ。しかもいつの間にか特待生になって」と明かした。

　全国に名だたる強豪ゆえ、学校生活は部活漬け。1日の大まかなスケジュールを披露した。「（当番の日は）朝5時起きで200人分の朝食作りをして、その後、点呼を朝6時くらいにして、朝練に行って、学校に行って、昼練に行って、夜ご飯食べて、夜練して、寮に帰って寝るという」。しかも、「お休みも年に1日あるかないか。外にも行けなくて、敷地内に寮があるので、1歩も外に出てないと思います」とも明かし、出演者たちをどよめかせた。

　番組で公開された当時の写真は、顔が日に焼けていた。ゆめっちは「本格的な部活なので、部活始まりにソフトボール部と一緒に外周を走る。筋トレから始まるんです。色白な人、一人もいなかった」と、そのガチぶりを告白。「テレビも見ちゃいけないというか、なかったので、高校3年間、ごっそり外の流行を知らないんですよ」とも話した。同局系「1億人の大質問！？笑ってコラえて！」で、吹奏楽部が特集されたこともあったという。「取材にも実際に来たんですけど、まったく見てなくて、20歳くらいの時に見ました」。自分たちの部活動が特集された番組を、卒業後に見たことを打ち明けた。

　携帯電話も所持禁止。寮にある公衆電話で毎日、家に電話していたというが、「部活しかやることがないので、頂点を目指すしかないってなって」と、3年間は部活と勉学に打ち込んだという。

　それでも、年始に1日だけある休みに、思う存分、羽根を伸ばした経験を語った。「『彼氏さんがいる友達が、ジャスコでデートするんだぞ』という話を聞いて、残った子たちでジャスコに行って、プリクラを撮るという、至福の時間を過ごさせていただきました」。友達が私服でデートしている姿が心底、うらやましかった様子。「私たちはジャージと制服しか着てないので、『私服着てる。いいなあ、しまむら』って。『しまむら行きたい』って思ってましたね」と振り返った。

　そんな学校生活で、ゆめっちには秘密のストレス発散法があったという。「ストレスがたまると、脱ぎたくなるんですよね。寮の中でパンツを脱ぐことしか自由がない。ストレスがたまりまくった時は全裸になって、寮の廊下をどれだけ全裸というのをバレずに走れるかというゲームを1人でしてました。ヒリヒリする感覚をどこかで味わいたい」と、スリルあふれる遊びを打ち明けていた。