上原浩治氏 ジョコに喝!「コロナの陽性反応が出て、次の日にイベントに出席…世界ランク1位として」

[ 2022年1月16日 09:27 ]

上原浩治氏
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 元巨人エースで、メジャーでも活躍した上原浩治氏(46)が16日、コメンテーターを務めるTBS系「サンデーモーニング」(日曜前8・00)に出演。新型コロナウイルスワクチン未接種のためオーストラリア政府に再び査証(ビザ)を取り消された男子テニス世界ランキング1位のノバク・ジョコビッチ(セルビア)についてコメントした。

 上原氏は「これは喝ですよね。コロナの陽性反応が出て、それが決定しているにもかかわらず次の日にイベントに出席してたんですよね。分かっているのにそういうことをするっていうのは…世界ランキング1位じゃないですか。見本とならないといけない選手がそういうことをするっていうのはちょっと良くないんじゃないかなって思いますね」と言い、オーストラリアの対応について「国ととしてね、ルールはルールですから」と話した。

 ジョコビッチは昨年12月16日に陽性反応が出たことを理由に、オーストラリア入国に義務づけられているワクチン接種の免除を要請し、全豪オープンの主催者とメルボルンがあるビクトリア州の承認を受けて5日に現地到着。しかし、接種免除に必要な証明を示さなかったとして国境警備隊にビザを取り消され、隔離ホテルに収容された。弁護士が巡回裁判所へ訴えた末に、取り消し手続きの不備が認められてビザの“復活”に成功していたが、その後、昨年12月18日にコロナ陽性の結果を知りながら、仏紙レキップの取材を受けていたことや、年末にスペインへ旅行していたにも関わらずオーストラリアへの入国書類に事実と異なる記載をしていたことが判明。オーストラリア政府は、「地域社会にリスクをもたらす可能性がある」ため、同国移民法に基づいてビザを取り消した。

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2022年1月16日のニュース