ウエンツ オミクロン株拡大で演劇界「よっぽどきつい。1人でも出たら中止。重症化するしない関係なく」

[ 2022年1月16日 13:18 ]

ウエンツ瑛士
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 タレントで俳優のウエンツ瑛士(36)が16日、フジテレビ「ワイドナショー」(日曜前10・00)に出演。新型コロナウイルスの新変異株「オミクロン株」の広がりによる感染急拡大による演劇界への影響について語った。

 全国の新型コロナウイルスの新規感染者数が14日、2万2045人となり、1日の新規感染者数が昨年9月1日以来、約4カ月半ぶりに2万人を超えた。政府はオミクロン株に対する対策として、濃厚接触者に求める待機期間を短縮することを表明。これまで14日間としてきた待機期間が10日間となり、医療や介護、警察などの現場で働くエッセンシャルワーカーについては待機から6日目の検査で陰性が確認されれば解除が認められることになった。

 MCの東野幸治から舞台の方はどうなっているかと聞かれたウエンツは「舞台中止は今結構多いですね。宝塚も中止が一作品出て、小池徹平が今入ってる作品(『ロッキー・ホラー・ショー』)も神奈川公演は全部中止になって、感染者が出て」と説明。「結局重症化しづらいというのは皆さんオミクロンの方が過ごしやすいと思うんですけど、その分感染が増えても、まあ病床が埋まらない限りほっとくわけじゃないですけど、そういうことの方が多いじゃないですか。舞台界にはよっぽどきついんですよね。1人でも出たら中止なので。重症化するしない関係なく」と分析した。

 改善策はないのかと問われると、「舞台でチケット代も含めて考えると、Wキャストっていうのはたぶん現実的ではなくて」「日本ではキャストが変わると見に行かないという人もいらっしゃいますし」とウエンツ。「僕自身月末から次の作品の稽古に入るんですよ。舞台の。たぶん一番きついところに稽古が入って本番を迎えるので、(緊急事態)宣言が出ると(観客数が)50パーセントになるんですよ。50パーセントであっても50もお客さん来ないです。パラパラの状況で舞台をやることになるので、でも舞台をやらないと補助金は出ないっていう仕組みになってるから」と明かした。

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2022年1月16日のニュース