渡辺王将 年明け連敗、朝日杯1回戦敗退 16日には藤井竜王が登場

[ 2022年1月16日 05:30 ]

朝日杯1回戦で菅井竜也八段(左)に敗れた渡辺明王将
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 渡辺明王将(37)=名人、棋王含む3冠=が15日、名古屋市で、朝日杯将棋オープン戦の1回戦で菅井竜也八段(29)に敗れた。本社主催・第71期ALSOK杯王将戦7番勝負で藤井聡太竜王(19)=王位、叡王、棋聖含む4冠=の挑戦を受け、先勝を許した渡辺は年明けから2連敗になった。

 銀冠の堅陣を敷き合っての熱戦は192手で渡辺が投了。「菅井さんの攻めを切らせられるかどうかの戦い。うまくつながれてしまった」。終局後に大盤解説会。終了予定時刻が迫ったことを受け、切り上げるよう求められたが「2分で終わります」と解説を続行。敗戦のショックは見えず、陽気な人柄そのままに振る舞った。
 
 16日には、同じく1回戦に藤井が登場。王将戦の第2局は22、23日に大阪府高槻市「山水館」で行われる。

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