橋下徹氏 政治資金でほら貝購入の議員を一喝 「とんでもない勘違い。こういう問題はどんどん出てくる」

[ 2021年12月9日 14:38 ]

元大阪市長で弁護士の橋下徹氏
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 元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏(52)が9日、フジテレビの情報番組「めざまし8(エイト)」(月~金曜前8・00)に出演。政治資金を使い、ほら貝を購入していた議員を一喝した。

 取り上げられたのは、日本維新の会の杉本和巳衆院議員(61)。今年10月の衆院選で愛知10区から出馬し、落選したものの、比例復活していた。杉本議員の資金管理団体の収支報告書に「4万3230円」のほら貝を購入したとの記載があり、杉本氏の事務所は取材に「衆院選の出陣式で景気づけに吹こうと買った。練習でいい音が出ず、結局使わなかった」と説明している。

 これについて橋下氏は「とんでもない勘違いですね。維新の国会議員は自分の力で受かった人は、ほとんどいないんです。(代表で大阪市長の)松井さん、(副代表で大阪府知事)吉村さんの知名度や実績で受かった人がほとんど」と断じた。

 日本維新の会の国会議員団の会議をインターネット中継などで見たという橋下氏は「もうね、いつの間にやら永田町で何十年、政治家をやっていたんだという雰囲気になっています。全然、フレッシュ感がない。お金の使い方も厳しいという雰囲気がない」とバッサリ。さらに「こういう問題は、これから出てくるんじゃないか、と。自分の力で受かったんじゃないという認識があるなら、地方議員の政務活動費という厳しいルールがある。まずは、しっかり修行してからでないと、こういう問題はどんどん出てくると思う」と危惧していた。

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2021年12月9日のニュース