島田陽子 大監督に言われ続けた「おい、バカ野郎」 45年前の名作「私を象徴する作品になった」

[ 2021年12月9日 05:30 ]

「犬神家の一族」4Kデジタル修復版のトークショーを行った島田陽子
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 女優の島田陽子(68)が8日、都内で角川映画祭「犬神家の一族」(監督市川崑、1976年公開)4Kデジタル修復版の上映後にトークショーを行った。

 犬神家の遺産相続のカギを握るヒロイン・野々宮珠世役。人間関係が複雑に絡み合う作品のため「撮影している時は正直よく分からなかった。でも出来上がったらロマンチシズムにあふれた凄い作品だった」と振り返った。

 市川監督からは「おい、バカ野郎」としったされ続けたそうで「でも、愛のこもったバカ野郎でした。そのおかげで、感情の奥の方まで引っ張り出してくれて私を象徴する作品になった」と胸を張った。

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2021年12月9日のニュース