石原良純 加藤厚労相「誤解」発言に「何なんだ、この今さら感って…」

[ 2020年5月11日 09:46 ]

俳優の石原良純
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 俳優の石原良純(58)が11日、テレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜前8・00)に出演。加藤勝信厚生労働相が8日夜に記者会見し、新型コロナウイルスの感染が疑われる人が相談センターを通じて専門外来を受診する目安とされてきた「37・5度以上の発熱が4日」の見直しを明らかにしたことに言及した。

 厚労省は目安について、発熱やせきなどの軽い風邪症状が続く場合には、すぐ相談するように変更した。従来の「37・5度以上」という体温の目安は削除した。加藤厚労相は「目安ということが、相談とか、あるいは受診の一つの基準のように(とらえられた)。我々から見れば誤解であります」などと発言した。

 良純は、加藤厚労相の発言に「これ聞いた時に本当にみんなびっくりしたと思うんですよね。何なんだ、この今さら感って…」と指摘。

 そして「“目安と基準って何、それを国民の皆さん理解していなかったんですね”って、“おいおい何なんだよ”って。それと同時に最前線で戦っている保健所の方たちの大変さ分かるわけじゃないですか。その中に大臣が“お前ら、国民に向かって目安って言ったものを勝手に基準にするなよ”ってこんなこと言われたら、最前線で働いている人間は…」と言い、「通達があるっていっても官庁の通達ってものすごい量がある。ですから現場は忙しさの中でそれをすべて読んで対応する時間はない。そういう時に発信力のある大臣なりが“どうも誤解されているようだけど、そうじゃないんですよ”ってマスメディアを使うでもいいですけど、やりようがあると思う。この風通しの悪さにはびっくりしました」と話した。

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2020年5月11日のニュース