テレ東・佐久間P「メンタルが強くてスベるのが全然大丈夫」“リモート収録向き”の芸人とは

[ 2020年5月11日 08:40 ]

テレビ東京プロデューサーの佐久間宣行氏
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 テレビ東京プロデューサーの佐久間宣行氏(44)が、10日にNHKで放送された特別番組「あたらしいテレビ」(後11・00)にリモート出演。新型コロナウイルス感染拡大の影響でテレビやラジオで実施されている「リモート収録」に向いている芸人について語った。

 同番組では、テレビやラジオなど各局で活発化している「リモート収録」について議論。佐久間氏のほか、YouTuber芸人のフワちゃんや脚本家の野木亜紀子氏らが参加した。

 佐久間氏は「感覚としてですけど、リモートの収録は絶対的なMCがいて、MCが振る番組はけっこううまくいってるんです」と語り、「例えば『有吉の壁』とかですね」と、今年4月8日にスタートした日本テレビのバラエティー「有吉の壁」(水曜後7・00)を挙げた。同番組は、お笑い芸人の有吉弘行(45)がMCを担当。中堅・若手芸人たちが、さまざまな壁を越えて芸人として成長するというコンセプトとなっている。

 「有吉さんがベースでいて、有吉さんを笑わせるっていう、絶対的なMCと出演者っていう形式だったりするもの」は、リモート収録でもうまくいくという。

 一方で、「クロストークの番組の場合は、やっぱりまだぶつかっちゃったり、それぞれの出演者も慣れてないのもあって試行錯誤でやってるなっていう感じ」と課題があると私見。さらに、「ガヤ芸人が邪魔っていうのがあります。あんなにスタジオ収録だと助かったガヤ芸人がリモート収録だと、ただ“かぶる”だけなんで」と、普段なら番組の盛り上げに欠かせないガヤ芸人たちを、リモートで生かすことへの難しさに触れた。

 そんな中、「この(リモート)収録形態で跳ね始めてる芸人さんもいる」と佐久間氏。「春日くんとか、いわゆるメンタルが強くてスベるのが全然大丈夫っていう人」と、お笑いコンビ「オードリー」の春日俊彰(41)の名前を挙げ、「すごく向いてますよ。リモートで操られるのが得意な人は」と語った。

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2020年5月11日のニュース