リトル・リチャードさん死去 ロック草分け、ビートルズに影響与えたカリスマ

[ 2020年5月11日 05:30 ]

米カリフォルニア州ビバリーヒルズでパフォーマンスを披露するリトル・リチャードさん=2001年7月(AP)
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 ロックンロールの草分けの一人と言われる米ミュージシャンのリトル・リチャード(本名リチャード・ウェイン・ペニマン)さんが9日、がんのため死去していたと現地メディアが伝えた。87歳。亡くなった場所は明らかにされていない。

 1950年代、チャック・ベリーさんらとともにロックンロールの黎明(れいめい)期を形成したリチャードさんは、ピアノを叩きつけるような激しい歌唱や、聴衆を巻き込み盛り上げるスタイルでカリスマ性を発揮。ビートルズやジェームス・ブラウン、ローリング・ストーンズら後世の多くのミュージシャンに影響を与えた。ボブ・ディラン(78)は少年期の卒業アルバムに「夢はリトル・リチャードと共演すること」と書いたことで知られる。

 32年、米南部ジョージア州生まれ。クイーンらもカバーした55年の「トゥッティ・フルッティ」が全米R&Bチャート2位に。その後、ビートルズによるカバーが名高い「のっぽのサリー」や「ルシール」などを立て続けにヒットさせた。

 型破りな私生活でも知られたが、人気絶頂の57年に人工衛星の大気圏突入を見て、悔い改めるお告げと感じて突如引退し神職に。ゴスペルに転じたが、62年にロックに回帰した。86年には「ロックの殿堂」入りを果たした。

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