ソフトバンク増田プロ初の猛打賞「僕は1打席1打席が勝負」勝負の5年目で爪痕

[ 2022年8月23日 22:49 ]

パ・リーグ   ソフトバンク15―6楽天 ( 2022年8月23日    楽天生命 )

<楽・ソ>5回、増田が右越えに二塁打を放つ(撮影・篠原岳夫)
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 ソフトバンク・増田珠内野手(23)が3安打の活躍でプロ初の猛打賞をマークした。

 初回1死一、二塁から則本のカーブを中前打。3回1死からはカットボールを引きつけ右前へ運んだ。5回には先頭で右中間に二塁打を放ち、いずれも追加点の起点となった。「コロナの影響で回ってきたチャンス。この1試合でアピールと強い気持ちで臨んだ。一切集中を切らさないようにできた」とうなずいた。

 今季は7月17日ロッテ戦でプロ初安打となる初本塁打をマークしたが、わずか3試合の出場で同22日に登録抹消された。悔しさを胸に「(2軍では)一球で仕留めることを意識した」。集中してバットを振り込んだ成果は表れ、この日の3安打はいずれもファーストスイングで放った。

 この日はファームでともに汗を流した野村大が先制打、谷川原も4安打と活躍。「本当に僕は1打席1打席が勝負。“絶対負けないぞ”という気持ちにさせてくれる」とライバルに負けるつもりはない。

 名門・横浜から17年ドラフト3位で入団。松田に負けない元気印として、勝負の5年目で爪痕を残している。

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