広島 森下降板直後に村上逆転弾…あぁ5連敗 秋山も抹消で主力野手続々離脱のピンチ

[ 2022年8月23日 21:33 ]

セ・リーグ   広島4-5ヤクルト ( 2022年8月23日    神宮 )

<ヤ・広>5回、治療のためにベンチに自ら向う森下(中央)(撮影・久冨木 修)    
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 広島が23日のヤクルト戦に4-5と逆転負けを喫し、これで5連敗となった。

 秋山抹消で心配された打線は、いきなり4番が一発回答で応えた。初回、1死一、二塁の好機をつくると、マクブルームがヤクルト先発の石川から左翼席へ特大の先制3ラン。不安を吹き飛ばす立ち上がりとなった。

 3試合連続完封勝利の期待が掛かった森下は序盤からピンチの連続。4回、ついに山崎に適時打を許して、22イニングぶりの失点を喫するが、その後も粘りの投球を続けた。5回にはトレーナーに付き添われ、一時ベンチ裏に下がる一幕もあったが、長岡の犠飛による1失点でしのぎ、何とか5回を投げ切り、7安打2失点でリリーフ陣に託した。

 だが、悪夢は6回だった。会沢の犠飛で2点差にリードを広げたものの、2番手・ケムナが1死一、二塁のピンチを招き、3番手で登板した島内が2球目を村上に逆転3ランを浴びる痛恨被弾。

 9回には1死三塁の同点機をつくるが、逆転ならず。森下の11勝目も消え、連敗脱出もならなかった。コロナ禍で佐々岡監督をはじめ、菊池涼、野間、小園といった主力野手が離脱中だが、秋山の抹消も不安が残る一日となった。

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