巨人・原監督 中田の攻守の活躍絶賛 一方「プロとしてはちょっと恥ずかしい」増田大、岡本和の守備チクリ

[ 2022年8月23日 22:15 ]

セ・リーグ   巨人6―0中日 ( 2022年8月23日    東京D )

<巨・中>9回、三好のゴロをエラーした増田大(撮影・西海健太郎)
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 巨人が連敗を6で止めた。先発のエース菅野智之投手(32)が中日打線を8回までわずか2安打に抑える快投を見せ、6月2日ソフトバンク戦(東京D)以来82日ぶりとなる今季7勝目を挙げた。巨人の無失点試合は今季6度目。この勝利で6位・中日との差を再び2.5差に広げた。

 試合後、原辰徳監督(64)は、丸2打点、中田2打点、岡本和2打点と6点中5点を叩き出したクリーンアップに「点の取り方も非常に良かったと思いますしね、なかなかつながりという点がなかったんですけど、今日は非常に良かったと思いますね」と頷いた。そして平成生まれ初、史上47人目となる通算1000打点を達成した中田については「ねえ、非常にいいコンディションで集中力もあるし、プレーそのものも中田らしいというか、そういうものが出てきていると思いますね」と手放しで称えた。

 守備でも好プレーでチームを盛り立てた中田。指揮官は「そうですね、そうですね。あのファウルフライなんかね、ピンチの場面でもね」と振り返りながら、「やっぱりピンチの場面でいい守備ができないとね。まあ、岡本和の最後の守備とか、あるいは増田大のあの守備とかあの2つというのは、プロとしてはちょっと恥ずかしいよね。いい当たりをされたとはいえね、あの辺はサラっと2人がさばかなければね、いけないし。だからまあ、ああいうピンチになるというところですよ」と、6点差があるとはいえ9回に満塁のピンチを招くきっかけとなった増田大の守備のミスや岡本和のプレーに対しては厳しい口調で反省を求めた。

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