日本ハム・新庄監督 両軍無得点で日没コールドに「踏んだり、踏んだりやったね」

[ 2022年8月23日 17:08 ]

パ・リーグ   日本ハム0―0オリックス ( 2022年8月23日    釧路・ウインドヒルひがし北海道スタジアム )

<日・オ>7回日没コールドゲームでスタンドのファンに手降る新庄監督ら(撮影・高橋茂夫)
Photo By スポニチ

 日本ハムの主催試合で釧路開催となったオリックス戦は、7回を終えて日没コールドで0―0の引き分け。2019年8月28日に同じく釧路開催となった日本ハム―西武戦(8―10)以来3年ぶりの“珍事”に、新庄監督は「(自分は)初めての経験じゃないかな。(選手時代も)なかったと思う。いや、危ない。ベンチから見たら暗くないけど、グラウンドの方からだと暗いから」と振り返った。

 オリックス側は3、4、5回と満塁の好機で無得点。日本ハム側も1、2、4回と先頭が出塁しながら無得点に終わった。5回1死からは杉谷が右前打を放ち、相手右翼手の小田が後逸している隙に一気に本塁を狙う。三塁ベースを蹴った直後に帰塁するも、足がもつれて三塁でタッチアウトとなった。指揮官は「踏んだり、踏んだりやったね(笑い)。向こうも満塁で1本出ないし。こっちは走塁であーだこーだなるし。ベンチで大笑いしてましたよ」と、笑うしかなかった。

 それでも、2度目の先発となった鈴木は4回2/3を6安打無失点の粘投。毎回の走者を許しながら、粘りの投球を続けた。今季から挑戦する下手投げも物になりつつあり、新庄監督は「なんやかんや抑えていたね。珍しいちゃ珍しいでしょ。見たことない軌道だからね。なんか千手観音みたいに。左の練習させようかな、来年」と、及第点を与えていた。

続きを表示

2022年8月23日のニュース