元銀行員のメジャー登板は1試合でピリオド メッツが新人フィッシャーを40人枠から外す

[ 2022年8月23日 11:00 ]

メジャーデビューの翌日にメッツを解雇されたネイト・フィッシャー(AP)
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 新型コロナウイルス感染拡大の影響で、マイナリーグでのプレーを断念して一時、銀行の金融アナリストとして勤務していたメッツの左腕投手、ネイト・フィッシャー(26)が、メジャーデビューを果たした翌日の22日に40人枠を外れた。

 今後はトレードされるか、ウェーバー期間(7日)を過ぎたあとに解雇されるかもしくは、メッツのマイナーと再契約するかのどれかになる見込み。フィッシャーは21日のフィリーズ戦で2番手として登板して3イニングを無失点に抑えたが、今季のメジャー登板は1試合でピリオドを打った。

 ネブラスカ大を卒業しているフィッシャーは2019年にマリナーズの1Aでプレー。コロナの感染拡大でマイナーリーグが中止となった20年にはネブラスカ州オマハの銀行に勤務し、21年6月までアナリストとして働いていた。

 今季はメッツのマイナー契約を締結。3Aシラキュースで12試合に登板して1勝2敗、防御率3・12という成績を残して21日にメジャー昇格を果たしたばかりだった。

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2022年8月23日のニュース