夢は料理人!仙台育英の応援団長・志賀大智くん いつか得意料理で最高の夏の恩返しを

[ 2022年8月23日 04:00 ]

第104回全国高校野球選手権第14日・決勝   仙台育英8―1下関国際 ( 2022年8月22日    甲子園 )

仙台育英の応援団長・志賀大智君(最前列右の鉢巻姿)
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 【いっちーの届け夏エール】仙台育英の応援団長・志賀大智君(3年)は「超楽しかったっす!」と、真っ二つに割れたメガホンを手に、日本一を喜びました。

 3歳上の兄・晴斗さんも同校OB。仙台・南光台中3年時に初めて聖地のアルプス席で観戦し「迫力がすごくて圧倒された。かっこいい」と憧れました。軟式野球部出身。目標は「仙台育英で野球がうまくなりたい」。初めは軟式野球との違いに苦労しましたが、仲間が打ち方などを教えてくれました。3年間で一度も背番号をもらえなくても「大智のびたよね!」と仲間に認められる成長を遂げ、自身も「めちゃくちゃうまくなりました!」と胸を張るように、目標は達成しました。

 応援団長として戦った夏。野球と同じように毎試合、反省会を欠かさない勝負の日々。初戦の鳥取商戦では同じ曲の繰り返しになってしまい、以降は、いっそう場面に即した選曲を心がけました。

 趣味は料理、夢は料理人。得意料理は大きめの鶏肉を入れた親子丼で「監督やお世話になった人にふるまいたい」。悲願の東北初優勝という最高の夏を味わわせてもらったみんなに、今度は自慢の味をプレゼントします。

 ◇市川 いずみ 京都府出身のフリーアナウンサー兼ピラティスインストラクター。山口朝日放送時代に高校野球の実況で「ANNアナウンサー賞最優秀新人賞」を受賞。昨年からは早稲田大学大学院スポーツ科学研究科に在学し、野球選手の障害予防について研究中。

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