阪神・矢野監督と一問一答「頭下げて後ろ向いて、背中丸めてやる野球はしたくない」

[ 2022年8月11日 20:29 ]

セ・リーグ   阪神1―4DeNA ( 2022年8月11日    横浜 )

<D・神>7回2死一塁、嶺井(手前左)に左中間2ランを打たれうなだれる矢野監督(右)=撮影・小海途 良幹
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 近本、大山、中野と主力3選手を欠く阪神は、25イニング連続で適時打なしと打線が沈黙してDeNAに同一カード3連敗を喫した。苦しいチーム状況が続くが、矢野監督は「だからといって、頭下げて後ろ向いて、背中丸めてやる野球はしたくないんで。こういう状況だからこそ、みんなでさらにチーム一丸で戦うことが必要になってくる」と一丸の姿勢を強調した。

 以下は阪神・矢野監督との一問一答。

 ――才木が頑張っていただけに、早い回で援護点が取れれば
「チャンスがないからね」

 ――DeNAの先発・石田もよかった
 「うーん、そんなに絶好調という感じはしなかったけどね。特に立ち上がりはやっぱり不安定な感じではあったんで、立ち上がりで何とかね、もうちょっといけたらなっていうところやったけど」

 ――6回の山本のバスターの場面は
 「どうやったら点を取れるかなと考えた中の作戦やけど」

 ――才木は7回に失点も、内容は
 「全体的にナイスピッチングやったし。あと一人、何とかね、あそこで頑張ってくれたらっていうところの課題はあるにしろ、今日の負けは才木の責任ということは別にないと思うので。まあ、あいつらしくしっかり投げたところもあったし、でもこれでよしというところでは。やっぱり最後のアウトの一個を疲れた中でもどう取れるか。ああいうイニングになったところでのあいつが勝つために、いい課題が出たと思う。そこはそう思いながらやっていってくれたらと思う」

 ――近本が陽性判定。帰ってきた時に悔しさをぶつけてもらう
 「それは近本はそう思っていると思うし、まあまあどうしようもないんで、頑張るしかないよね」

 ――場所も相手も変えて
 「苦しいチーム状況であることは変わりないんで。だからといって、頭下げて後ろ向いて、背中丸めてやる野球はしたくないんで。そういうところではこういう状況だからこそ、みんなでさらにチーム一丸で戦うことが必要になってくると思う。誰か一人が活躍して勝てるような感じじゃないんで。一人一人の状態を上げるとか、全員で束になっていかないと、なかなか突破口は開けない。逆にそれができると突破口は開けると思うんで、頑張ります」

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2022年8月11日のニュース