オリ痛恨逆転負けも御堂筋パレード日程“発表” 大阪・松井市長「11月3日に開けて待っております」

[ 2022年8月11日 04:45 ]

パ・リーグ   オリックス1-2楽天 ( 2022年8月10日    京セラD )

<オ・楽>7回無死、島内の打球にマウンドを駆け下りる山本(撮影・後藤 正志)
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 オリックスは痛恨の逆転敗戦を喫し、わずか1日で4位に転落した。9回に平野佳が同点被弾し、延長10回はワゲスパックが3連続四死球の押し出しで決勝点を献上。8回零封の山本の11勝目も消え、ショックの大きい1敗だった。中嶋監督の声も当然、暗い。「自滅?自滅という言い方をしますか。そう見えたのなら、そうだと思いますし、はい…」。楽天に3位を明け渡して、引き分けた首位・西武からは3・5ゲームへ半歩後退した。

 もちろん、依然として混戦には変わりない。試合前には逆転優勝へ“刺激”ももらった。始球式に登場した大阪市の松井一郎市長(58)から今秋の御堂筋パレードを熱望された。「この10年、秋はオリックスの優勝パレードに御堂筋を開けて待っていましたが、昨年はコロナの影響でバーチャルでしかできませんでした。今年は11月3日に開けて待っております」。25年ぶりにリーグ優勝した昨秋はコロナ下で開催できず、ファン感謝イベントで京セラドームに御堂筋の映像を流す“バーチャル・パレード”で我慢した。

 松井市長は「開幕直後は心配もしましたが、いまは期待できる位置にいる。僕も大阪府民もワクワクしている」と期待。残り37試合、連覇に挑む時間はまだ十分に残っている。 (畑野 理之)

 ▼オリックス・山本(8回無失点、今季最多タイの11奪三振も実らず11勝目は持ち越し)ピンチの場面もありましたが、粘り強く投げられたのはよかったと思います。調子はそんなに良くなかったが、(伏見)虎威さんがうまくリードしてくれたおかげです。

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