【甲子園】高松商・浅野 1死一、二塁から申告敬遠? 佐久長聖・藤原監督「さすがにできない」

[ 2022年8月11日 13:01 ]

<佐久長聖・高松商>5回、ソロを放った高松商・浅野(撮影・藤山 由理)
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 高松商の浅野翔吾外野手(3年)が申告敬遠されたかと勘違い?するシーンがあった。高松商が8回表に1点を追加し、なおも1死一、二塁で打席には浅野。ここまで2打席連続本塁打を放っている強打者を迎え、佐久長聖ベンチはマウンドに伝令を送ったが、これを高松商サイドは申告敬遠と認識。一度は一塁まで走った浅野だが打席に戻り、球審から場内に向けて説明があった。浅野は死球で出塁して満塁に好機を広げ、後続の押し出し四球や本田倫太郎内野手(3年)の3ランなどでこの回大量7点を挙げた。

 試合後、佐久長聖・藤原弘介監督は「(前打者が)打撃妨害になったので伝令をマウンドに送りたかったが、それをちょうど(捕手の)寺川が申告敬遠としてしまった。一塁、二塁でさすがに敬遠はできないので、伝え間違いでした」と話した。

 浅野は香川大会3回戦の藤井戦で1―0の2死一、二塁から申告敬遠され、準々決勝の坂出商戦でも第2打席で敬遠を経験。厳しいマークにあいながらも、同大会5試合で14打数8安打、3本塁打を放ち、今大会でも注目のスラッガーとなっている。

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