【甲子園】九州国際大付・野田主将　女房役に“専念”「打たせて取れた。きょうの香西は完ぺき」

第104回全国高校野球選手権第6日・2回戦   九州国際大付2―1明徳義塾 （ 2022年8月11日    甲子園 ）

＜九州国際大付・明徳義塾＞6回1死、九州国際大付・野田は遊撃内野安打を放つ（投手は明徳義塾・吉村）（撮影・坂田　高浩）
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　6年ぶり8回目出場の九州国際大付（福岡）は3大会連続22回目出場の明徳義塾（高知）と対戦。プロ注目の強肩強打の野田海人（3年）は「4番・捕手」で出場し、打っては3打数1安打1四球、守っては左腕・香西一希（3年）を好リードで支えて勝利に貢献した。

　主将としてチームをまとめる野田は、捕手だけでなく、投手との二刀流も務め、最速は148キロだが、この日は女房役に“専念”。チームの勝利に「接戦は想定内でした。いい試合ができてうれしいです。何が何でも勝とうと話していました」と言い、香西については「打たせて取ることができた。きょうの香西は完ぺきだった。いろいろな方のサポートをいただいて感謝しかありません。次の高松商との試合は楽しみたい」と話していた。

　大会本部が9日にチームに新型コロナウイルスの集団感染が発生したと発表。改定したガイドラインに基づき、ベンチ入りメンバー2人を入れ替えてこの日の臨んで、勝利を手にした。