カブス・鈴木誠也 シャーザーのトレード相手となった元若手有望株・グレイと対戦

[ 2022年8月11日 07:35 ]

ナショナルズのジョザイア・グレイ(AP)
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 カブスの鈴木誠也(27)が10日(日本時間11日)のナショナルズ戦に「4番・右翼」で先発出場。1年前、ドジャースがシャーザーをトレードで獲得した際に、差し出した若手有望株の右腕ジョザイア・グレイ(24)と対戦した。

 1打席目は初回2死1塁で95・6マイル(約153・8キロ)の直球に浅い中飛、2打席目は4回1死走者なしで86・9マイル(約140キロ)のスライダーに捕ゴロ、3打席目は6回2死1塁で84・9マイルのスライダーに一飛だった。グレイは6回までは5安打無失点に抑えていたが、7回にホームランを含む2安打を許し、交代している。

 グレイは空振り率44・9%、被打率・163のスライダーが最大の武器。一方で平均球速94・3マイルの直球は被打率・294で、たびたび長打を浴び、ここまでリーグワーストの29本塁打を被弾する原因になっている。この日はスライダーの割合を増やし、今季7度目のクオリティスタート(6回以上3失点以下)につなげている。今季ここまでの成績は21試合に先発、7勝8敗、防御率4・81。なお鈴木の4打席目は8回先頭、4番手右腕アラノと対戦し死球だった。試合はカブスが4-2で逆転勝ちしている。

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2022年8月11日のニュース